FXは危険?FX取引と外貨預金を比較してみた

投資

外貨に興味がある方は、FX取引と外貨預金のどちらを選ぶべきか迷うことがあるかもしれません。

FX取引と外貨預金は、共に外国為替市場に参加する方法ですが、その特徴やメリット・デメリットは異なります。この記事では、FX取引と外貨預金の比較を行い、レバレッジをかけなければFX取引の方がメリットがある理由を説明します。

FX取引と外貨預金の違い

FX取引と外貨預金の最大の違いは、レバレッジの有無です。レバレッジとは、自分の資金以上の取引を行うことができる仕組みです。

例えば、100万円の資金で10倍のレバレッジをかければ、1000万円相当の取引ができます。レバレッジをかけることで、小さな資金でも大きな利益を狙うことができますが、同時に大きなリスクも伴います。

FX取引では、レバレッジを自由に設定することができますが、外貨預金ではレバレッジをかけることはできません。

FX取引と外貨預金のもう一つの違いは、取引時間です。FX取引では、24時間365日いつでも取引することができますが、外貨預金では銀行の営業時間に限られます。

またFX取引では自分で売買タイミングを決めることができますが、外貨預金では銀行に任せることになります。つまり、FX取引は自分で積極的に市場に参加することができますが、外貨預金は受け身的な投資になります。

FX取引のメリット

レバレッジをかけなければFX取引の方がメリットがあるというのはどういうことでしょうか。それは、以下のような理由からです。

– FX取引は手数料が安い。

外貨預金では銀行によって異なりますが、通常は入出金時や為替差益時に手数料が発生します。しかし、FX取引ではスプレッド(売値と買値の差)以外に手数料はかかりません。スプレッドも銀行よりも狭く設定されています。

例えば米ドルを見てみると三菱UFJ銀行で円から米ドルに替えようとした場合、以下の手数料がかかります。

<参考>三菱UFJ銀行 為替手数料

通貨インターネットバンキング(片道)窓口(片道)
米ドル25銭1円
ユーロ25銭1円50銭
英ポンド50銭4円
豪ドル50銭2円
NZドル50銭2円
スイスフラン50銭90銭
人民元25銭30銭
南アフリカランド25銭1円50銭
トルコリラ80銭2円50銭

– FX取引は税制優遇されている。

外貨預金では為替差益に対して20.315%の税金がかかりますが、FX取引では雑所得として扱われており、所得税率に応じて5%から15%程度の税金しかかかりません。また、損失を繰り越すこともできます。

– FX取引は自分で売買タイミングを決められる。

外貨預金では銀行に任せることになりますが、FX取引では自分で市場の動向を分析して売買タイミングを決めることができます。これにより、より効率的に利益を出すことが可能です。

まとめ

以上のように、レバレッジをかけなければFX取引の方が外貨預金よりもメリットが多いと言えます。

もちろんFX取引にはリスクもありますので、自分の資金管理やリスク許容度に合わせて取引することが大切です。

FX取引に興味がある方は、まずは口座を作成してレバレッジを掛けずに取引を始めてみると良いでしょう。おすすめの業者は以下のバナーからご確認下さい。

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