投資とは将来的に利益や収入を得るために、現在の資産や資金を有効に活用することです。
投資には様々な種類がありますが、一般的には株式、債券、不動産、外国為替証拠金取引X(FX)などが挙げられます。
投資の目的は、資産の増加や収入の確保、インフレリスクの回避などが挙げられます。しかし、投資にはリスクも伴います。市場の変動や経済情勢の影響で、投資した資産や資金が減少する可能性があります。
そのため、投資を行う際には自分の目的やリスク許容度、期間などを考慮し、適切な投資戦略を立てることが重要です。
株式投資とインデックス投資について
株式投資とは、例えばソニーやNTT等個別の企業や業界の株式を購入して、その価格変動や配当金によって利益を得ることです。
株式投資には、自分で銘柄を選ぶ自己運用型と、運用会社に任せる委託運用型があります。
株式投資のメリットは高いリターンが期待できることや、自分の好きな銘柄に投資できることです。
一方デメリットは、株価が下落するリスクがあることや最悪投資先の企業が倒産すると投資金額そのものが吹っ飛ぶことです。
私は個別株投資で大きな利益を出していますが、最初にオススメするのは以下のインデックス投資になります。
インデックス投資について
インデックス投資とは、市場全体の動きを反映する指数(インデックス)に連動する投資信託やETF(上場投資信託)を購入して、長期的に保有することです。
インデックス投資には日本の株式市場を代表する日経平均やTOPIXなどの国内インデックスと、米国のS&P500やナスダックなどの海外インデックスがあります。
インデックス投資のメリットは、分散効果によってリスクを低減できることや、手数料や税金が安いことです。
昔から「卵は一つのカゴに盛るな」という投資格言があります。 卵を一つのカゴに盛ると、そのカゴを落とした場合に全部の卵が割れてしまうかもしれません。
一方複数のカゴに分けて卵を盛っておけば、そのうちの一つのカゴを落としカゴの卵が割れて駄目になったとしても、他のカゴの卵は影響を受けずにやがてヒヨコが生まれニワトリに育つ可能性が高くなります。
これは1つの銘柄に全資産を投資すると、その銘柄に不祥事や事件が起きた際に悲惨なことになるので、日経平均の場合は225社、S&P500の場合は500社と分散してリスクを低減させようということです。
デメリットは市場全体が下落すると損失を被ることや、株価が5年で数十倍というような個別銘柄のような爆発力はないことです。
以上株式投資とインデックス投資は、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。自分の目的やリスク許容度に合わせて、適切なバランスで組み合わせることが重要です。
投資を行うには
証券会社に口座開設が必要です。と言っても必要書類を用意してネットで申し込みを行えば10分程で完了します。
注意点としては、全国に支店を持っているような対面証券ではなく、ネット証券を選ぶことです。「初心者だから対面で教えてくれる大手が安心」と思っている方はご注意を!
カモがネギとガスコンロを持って歩いているようなものです。運用成果が悪く、手数料だけが高いゴミファンドを売りつけてくるでしょう。
ではネット証券はどこを選べば良いのでしょう?
私は楽天証券とSBI証券をおすすめします。この両社は日本で最も人気のあるネット証券会社です。両社ともに、株式や投資信託、FXなどの取引サービスを提供していますが、それぞれに特徴やメリットがあります。
楽天証券について
楽天証券は、楽天グループの一員として、楽天ポイントや楽天カードなどのサービスと連携しています。楽天ポイントは、取引手数料や投資信託の信託報酬に充当できるほか、楽天市場や楽天トラベルなどで使えます。
また楽天カードを使って入金すると、即時反映されるので、タイミングを逃さずに取引できます。楽天証券の特徴は、豊富な投資情報やツールです。
マーケットスピードというリアルタイムの株価情報サービスや、投資家向けのセミナーやウェビナーなどが充実しています。さらに、楽天証券では、米国株や中国株などの海外株式やETFも取引できます。
SBI証券について
一方SBI証券は、SBIグループの一員として、SBIネオモバイル証券やSBI FXトレードなどの関連会社と連携しています。
SBIネオモバイル証券は、スマートフォン専用の証券会社で、100円から株式や投資信託が買えます。SBI FXトレードは、FX専門の会社で低スプレッドや高レバレッジなどのサービスがあります。
またSBI証券は、SBIポイントやSBIゴールドカードなどのサービスとも連携しています。SBIポイントは、取引手数料や投資信託の信託報酬に充当できるほか、AmazonやYahoo!ショッピングなどで使えます。
SBIゴールドカードは、年会費無料で発行できるクレジットカードで、海外旅行保険や空港ラウンジ利用などの特典があります。
SBI証券の特徴は、低コストな取引サービスです。株式や投資信託はもちろん、債券や先物・オプションなどの商品も手数料が安く、コストパフォーマンスが高いことです。国内で2023年7月現在で約1000万口座を抱える国内No.1のネット証券会社になっています。
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